平成 27年5月11日18時より、未来都市創造に関する特別委員会の市民報告会が本会議場にて開催されました。
委員:平木 ひろみ(理事)・川原田 弘子・岩田 嘉晃
傍聴:藤原武光・池田りんたろう・大井としひろ・川内清尚・伊藤めぐみ・人見誠
神戸市会初の市民報告会が市役所本会議場で開催されました。
事前にお申し込みいただいた190名の方々が参加され、先着順で71名の市民の方々は議員席にお座りいただきました。
委員会の報告を受けての質問や要望も多く出されました。
特別委員会に参考人としてお招きした4名の方々にもパネルディスカッションという形でご参加いただきました。
委員会の委員だけではなく、多くの議員が傍聴し、今回の市民報告会が議会全体としての取組として共有できたように思います。
神戸市当局は、三宮駅を中心とした都心のあるべき姿について、市民の方々の意見を聞く委員会や検討会、ワークショップなどを開催する方針を示されていました。市民の代表である議会としても、新しい都心づくりに対して意見を提言したいという強い意向で設立されたのが「未来都市創造に関する特別委員会」でした。
神戸市の魅力は何か、未来がどうあるべきかについて、様々な見識をもたれている参考人の方々から午前中に提言を伺った後に、午後は「議員間討議」を進めるという神戸市会でも初の試みで審議が進められました。
これまで議会で開催される委員会は、議員が当局に対する質問をする方法で進められていたので、新しい試みは議員にとっても難しいものでした。しかし、回を重ねるごとに議員同士での意見が交換されるようになり、今後の議会での新しい審議のあり方として、議員も研鑽を積み資質を高め、意義のある討議ができる委員会運営を目指さなければならないと痛感しました。
委員会の議題としては、神戸市の抱えている課題のほんの一部しか取り上げることができませんでしたので、今後もこの委員会を継続し、課題を地域ごと、テーマごとに拾い上げ、順に検討して神戸の未来像を提案していきたいと思います。
こちらのページにて、市民報告会の様子が録画中継でご覧いただけます。
(※市会事務局のページへリンク)