2021年03月18日更新
令和3年3月17日の予算特別委員会において、たなびき剛議員(垂水区)が意見表明に立ちました。
立憲民主党神戸市会議員団は、令和3年度当初予算並びに関連議案47議案について要望18件を付して原案のとおり承認いたします。
また、「予算第1号議案 令和3年度神戸市一般会計予算」等の編成替えを求める動議及び、「第14号議案 神戸市こども医療費助成に関する条例及び神戸市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の件に対する修正案」は、原案を承認するため反対いたします。
◆承認理由
昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい、二度の緊急事態宣言が発出され、市民生活や神戸経済にも大きな影響を与えました。令和3年度の市税収入総額は、前年度比マイナス149億円の2,915億円となりましたが、投資的経費が66億円伸び968億円確保され、福祉・教育を含む人への投資にも予算が確保されたことを評価いたします。
しかしながら、コロナ禍以前からの課題であった人口減少や超高齢社会への対応をはじめ、激化する都市間競争など依然として多くの解決すべき課題が山積しています。withコロナ、ポストコロナ時代に向け、神戸経済の回復につながる施策に取り組まれ、引き続き豊かさが実感でき、神戸市民が安心安全に暮らせるまちづくりに全力を傾けられるよう強く要望し、令和3年度当初予算案並びに関連議案を承認いたします。
◆承認理由
◆承認理由
1.神戸に住み、働き、子育てする若者が増えるよう、全庁横断的な職員によるプロジェクトチームを組織し取り組まれたい。
2.燃料電池バスの導入及び水素ステーションの増設を含めた、水素スマートシティ構想のさらなる推進に取り組まれたい。
3.気軽に利用できる移動手段として、電動キックボードの本格運用に向けて取り組まれたい。
4.国際金融センターの誘致に取り組まれたい。
5.特別自治市の実現を目指すとともに、市民への周知徹底を図られたい。
6.都市型創造産業の集積と定着を図られたい。
7.行財政改革方針2025による職員数削減については、目標数値の達成のみを目標とせず、市民サービスが低下しないか、想定外の事故や災害にも対応できるのか十分に検証した上で行われたい。
8.男性職員の育児休業については、取得率の向上と併せて取得日数が向上するよう取り組まれたい。
9.女子ラグビーの振興を図られたい。
10.NHK大河ドラマの神戸誘致を図られたい。
11. 新型コロナワクチン接種については、国の動向を注視しながら、スケジュールについて市民に周知されたい。
12. 新型コロナワクチン接種に不安を抱いている市民へ、細やかな情報提供をされたい。
13. さらなる医療提供体制の拡充に努められたい。
14. 増加する児童虐待やDVを未然に防ぐ対策を講じられたい。
15. 女性消防職員の新規採用を進めるとともに、さらに活躍の場を広げるため、消防署・出張所の環境整備を図られたい。
16. GIGAスクール構想の推進にあたっては、児童生徒の視力低下やインターネット依存症に陥らないよう、健康状況を確認しながら進めるよう対策を講じられたい。
17. 新学習指導要領に則した学びの実現のために必要不可欠であるICT支援員のさらなる拡充に努められたい。
18. 学校給食におけるアレルギー対応ついては、市内すべての学校が同じ対応となるよう取り組まれたい。
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