「港島クリーンセンター」「水素サプライチェーン構築実証事業予定地」「ヒラタ学園航空事業本部」を視察

2019年11月12日更新

2019年10月31日(木)『「港島クリーンセンター」「水素サプライチェーン構築実証事業予定地」「ヒラタ学園航空事業本部」』を視察しました。
(参加議員:池田議員、大井議員、川内議員、よこはた議員、伊藤議員、たなびき議員、やの議員、かじ議員)

「港島クリーンセンター」
神戸市内には3つの焼却場と3つの中間施設があり、今回は平成29年3月に竣工した港島クリーンセンター(工事費230億)を視察しました。
この施設の特徴は、災害時に外部電源が途絶えた状況でも自立稼働が出来ることと、高効率ごみ発電システムを採用することで再生エネルギーを積極的に活用していることです。
家庭から出たごみは、パッカー車3000台分もの貯蔵が可能なゴミピットに貯め、850度の高温で灰になるまで焼却された後、神戸港沖の処分場へと持ち込まれます。
ごみの量を減らし分別を進め、環境都市神戸をさらに推進せねばならないと感じました。
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「水素サプライチェーン構築実証事業予定地」
今回は神戸空港島北東部にある実証事業予定地を視察しました。
水素サプライチェーン構築実証事業は、海外の未利用エネルギーを利用して液化水素を製造・海上輸送し、日本で揚陸・供給を行う水素供給システムの構築を目指すものであります。
水素は-253度にすることで気体から液体に変わり、貯蔵・運搬することが可能となります。オーストラリア ラトロフバレーの地下5メートルにある褐炭を精製・液化して160日かけて海上輸送し神戸液化水素荷受基地へと運ばれます。
船で運ぶことも港に揚げることも世界初の試みです。
焼却時に二酸化炭素を出さない水素をクリーンエネルギーとして活用する時代が目の前に来ています。水素利用に関する開発など行い、市内での実証実験等を行う予定もあります。
今後実用化に向けて議論を深めていきたいと思います。
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「ヒラタ学園航空事業本部」
今回はドクターヘリの運行について現場を視察しました。
ドクターヘリの契約受注をしている運航地域は、和歌山県、長崎県、大阪府、沖縄県、徳島県、滋賀県・京都府、奈良県、鳥取県など、関西広域連合の府県を含む西日本エリアです。
また、兵庫県内では、兵庫県・京都府・鳥取県で[公立豊岡病院]、兵庫県南部では[加古川医療センター]など、迅速な対応が求められる地域で医療を支えています。
2017年度の国内ドクターヘリの実績は、1か所あたりの平均出動回数が約540件に対して、兵庫県豊岡エリアでは2,166件と突出した出動回数であり、へき地での救命活動に重要な役割を果たしています。
ヘリコプターの整備をはじめ、人工呼吸器や除細動器など専用の医療機器を常時備え、救急専門医と看護師を乗せ、直接緊急患者の元に向かう『空飛ぶ救命室』とも呼ばれており、その重要性をあらためて感じました。
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●「港島クリーンセンター」については、コチラ

●「水素サプライチェーン構築実証事業予定地」については、コチラ

●「ヒラタ学園航空事業本部」については、コチラ
(全て2019年11月11日現在の情報です)

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